こんにちは。
幼少期「春」は工場で作られているものだと思っていましたスタッフMです。
あの暖かい空気は人間が工場で生産していて
時期がくると巨大なファンにのせて送り込んでいるのだと……
まったく賢いんだかただの馬鹿なんだかわからない園児でした。
ところで今年は
「秋」を作る工場のラインも止まっているんですかね。
扇風機を片付けたと思ったら
ファンヒーターを出さないとならない
この落差に身体も気持もついて行かぬ
秋は一体どこへ行った。
冬の訪れと共に蜂の活動も終わりを迎えます。
女王蜂ただ一匹を除いて
越冬する事ができません。
冬を前に死に絶えて行くのが彼らの宿命であります。
2日にいっぺん鳴り響いていた
さぽーとの蜂駆除専用ダイヤルも
このところすっかりおとなしくなりました。
すみません、大きく出ました。
専用ダイヤルなんてないです。
0257-35-5687 ← ここへどうぞ
でもいずれは下4桁8888で専用回線をひきたいと勝手に思っております。
そういうわけで
最近の蜂駆除案件ご紹介。
この度の駆除対象も例にもれず
我が国に生息する蜂類の中で
最も狂暴で、最も毒性の強い
オオスズメバチ
別名キラービー (殺人蜂)
ブログネタとしては
このクラスでないとね……
という私の思考は既に蜂毒にやられてるのかもしれません。
さて、前回三部作でお送りしたのは
床下に営巣したオオスズメバチの駆除でありましたが
今回のオオスズメバチは木の幹の空洞に営巣しておりました。
この辺りです。
画像では確認しづらいですが
飛び回っております。
完全防護服に身を包み
少し離れた場所から
オオスズメバチの様子を観察します。
おおよその巣の位置は遠目から把握したので
木の直近に三脚を立てて
実際の巣穴の位置を目視で確認します。
前述の通り上を向くことが出来ないので
三脚でかなり上まで上がって
下から見下ろす姿勢をとらないとなりません。
今回、上がるのはわたくしスタッフM
下から指令を出すのは
お馴染み蜂界の指名手配犯と名高い
我らがボス、佐藤嘉高であります。
もっと上だ、あがれ
はい
そうだ、もっと上!!
はい
どうだ、巣穴の正確な位置は確認できるか?
はい確認しました
例によって超小声でやりとりしてます。
音により敵の侵入を察知したオオスズメバチは臨戦態勢に入るので
極力音を立ててはいけません。
しかし……
巣穴から出てきた
オオスズメバチと
目が合った
これじゃぁまるでアレでじゃんね。
キタキツネを見てしまった。
目と目がもろにあってしまって、参った。
の、堀川のおでんのCMかよw
社長、目が合いました。
おい、敵に気付かれたぞ!
はい
今、お前の頭上を何匹も飛び回ってるぞ!
はい
(心の声)
あのさ社長……
実況しなくてもわかってます。
自分の頭上でものすごい羽音してますもん。
ガチガチ顎ならして威嚇されてますもん。
ちょっとでもおかしな真似してみろお前殺すぞ!
と威嚇されてますもん。
(心の声)
しかしここで動揺して手で払い除けたり
慌てて三脚を下りたり
最悪、叫んで暴れたりしたら
間違いなく攻撃を受けます。
なので、微動だにせずにじっと耐える
そしてそーっとそーっとそーっと
三脚を下りる。
巣穴、確認しました
どうする?
薬剤噴霧は誰がやる?
はい、私がやります
おお、それでこそ便利屋だ!
絶対に狙いを誤るなよ。
巣穴に手を突っ込んでど真ん中に向けて噴射だ。
敵が大量に出てくるが怯むなよ。
絶対に途中で止めるな。
俺が良いと言うまで噴射し続けろ。
いいな?
出来ないなら俺がやる。
どうする?
はい、私がやります
という訳で……
こここら先はご想像♥️ください。
え?
1番良いところでなんだよw
とつっこまないでください。
わたくしスタッフMが薬剤噴霧するという事は
画像、映像の撮影者がおりません。
蜂界の指名手配犯 佐藤嘉高は
万が一、部下がしくじった時に備えて
万全の態勢をとっており
撮影どころではなかったはずです。
ご了承くださいませ。
はい、というわけで一発KO。
マル秘薬剤X噴霧後に巣穴に詰め物をして
出入り口を塞ぎました。
完全防護服(通称ハチスーツ)を脱ぎます。
ヒーローショーが終わったあとの
スーツアクターみたいだな。
木の幹に営巣したオオスズメバチ駆除終了でございます。
以上。
スタッフMがお伝えしました。
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