こんにちは。
スタッフMです。
GW中の日曜日ですが
今日も今日とて 便利屋さん です
ですが今日の画像は公開してよいものか
躊躇う程に衝撃的な為
モザイク処理対応です。
ご依頼者様は
「ブログに上げなくていいんですか?」
とおっしゃってくださったけれども
読者様が減るリスクを真っ先に考えた私はヘタレです。
今回初めておじゃましたお宅です。
どんな作業をしているのか
全くわかりませんね 笑
時々私の後方で作業しているさぽーとやん@社長の
ギャーーーー!!!
という叫び声が聞こえていました。
私はそれが愉快でたまらなかった
そんな、現場でした。
ご依頼者様の所有されている4000冊の本の山。
私はそこに興味津々で……
あれ、借りてくればよかったなぁと思っていたところに
ご依頼者さまから
タケノコとフキ、いりますか?
のLINE 🙌
タケノコとフキとあの本貸してください。
と言おうかと思いましたけれど
もう時間が遅かった事と
あの本貸してください
は不要不急の外出だよな……
と思いなおし自粛しました 。
あの本……ではありませんが……
「赤々煉恋」朱川湊人
装丁とタイトルからの想像が困難なネクロフィリア、アクロトモフィリア等を扱った、性的倒錯......まあ平たくいえば変態の話です。こんな題材なのにどこか品の良さまで感じてしまうのはこの作家の凄いところ。ゆーても朱川湊人は直木賞作家ですからね。
人の数だけ愛の形があって良いと思うのです。それが例え他人から見たら異常でねじ曲がっていたとしても。求める側のそれと、与える側のそれとが一致するのであればそれはもはや変態でもなんでもない。正当な愛と呼んでよいのではないかと。深さ故に歪んでしまうのはもう仕方がないことで、愛するとはつまりそういう事。
江戸生まれの翻訳家、二葉亭四迷が初めて
「I love you」という言葉にぶち当たった時、一体彼はなんと訳したと思いますか。
夏目漱石が「月が綺麗ね」と訳したのは有名ですが……四迷はこうです。
死んでもいいわ
愛とは究極そういうことなのではないかと……思うんです。
本作、題材も去ることながらどれも救いがないく、後味がよろしくないところがよろしい。清涼感をお求めの方にはおすすめは出来ませんが、通り一遍の愛に嫌気がさしてる方は是非。
以上。
スタッフMでした。
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